過去より現在、現在より未来

過去より現在

経済環境は、すごいスピードで変わっています。

 

決算が終わると、だいたい40日〜で税理士等より報告を受けることになります。また、月末から少し時間が経ってから先月の試算表の説明があります。

 

確かに、過去の実績を確認し、問題点を整理し、将来へ結びつけることは必要です。しかし、経営者にとってはそれほど価値が高い情報ではありません。なにより、経営者は感覚的でもだいたいの業績は把握しているものです。

 

過去の実績から抽出した課題が、今現在どうなっているのか?という情報の方が価値があるはずです。

現在より未来

例えば、海を航海中に、海図を見て2ヶ月前の位置と海路はどうだったかを確認します。これが、決算の報告に相当します。

 

現在、海のどこにいるのかを知ることは、毎月の試算表を確認することに相当します。

 

広大な海では、目で見ただけでは目的地を見失います。その都度、現在地を確認し、その積み重ねが経験(過去)の蓄積となり、この先の航海の重要な情報となります。

 

海で最も重要な情報は、これから目的地までどのように向かうのかという情報です。

 

船は、出航前に地図上で目的地までの計画を立て、現在地の確認を積み重ね、その積み重ねから当初の予想とのズレを把握し、修正しながら目的地へ向かいます。

 

経営にとって情報の価値は、

 

  1. 未来(予算)
  2. 現在(試算表)
  3. 過去(決算)

 

となります。この情報がスムーズに把握できるようにすることが重要です。